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宇宙への知られざる第一歩 [nhk.or.jp]というドキュメンタリでプロジェクト・エクセルシオと, それに先んずるマン・ハイ計画が紹介されていて, その中で高高度から安全にパラシュートで落下する実験・方法についても説明されています.
それによると, パラシュートを開くタイミングというのは体制が非常に不安定になりやすく, 体が回転したりする可能性が高いそうです. 例えばダミー人形を使った実験ではパラシュート展開後に回転し始め, 最終的には分速200回転なんていう数値(遠心力で人が死ぬらしい)にまで達したそうです. そこで, 高高度から安全に降りる手順としては
というものになったそうです. パラシュートを開いたタイミングでの大減速はもちろん危険ですが, ロケット付そりを使った加速・減速人体実験(確かマーフィーの法則の元ネタになったやつ)によると, 45Gぐらいまでは耐えられるみたいです.
3万7000mで加圧がないと血中の酸素がどんどん出てゆき、数秒で意識を失う。外したとたん、飛び降りることすらできない。
実際には息を止めれば5分程度大丈夫だといわれています。息を止めないと、ひと呼吸で血中酸素のほとんどが失われ意識を失います。
高圧からの減圧症では血管中の気泡を消すには再び高圧にしなきゃならんが、真空での減圧症は常圧に戻れば消えるんじゃないか。
こちらは真空への生身の暴露についてですが、息は止めない方が良いと書いてありますね。
http://imagine.gsfc.nasa.gov/docs/ask_astro/answers/970603.html [nasa.gov]
実際に実験中に真空に暴露された人がいたそうですが、14秒ほど意識があったとか。呼吸で血中酸素は失われますが、その血液が脳に達するまでがそのくらいだそう。
本当?
急減圧時に息を止めてると肺胞を痛めそうな気がするんだけど。
急減圧に息を止めようとして口を閉じたり、手で鼻を塞いだりすると圧力に弱い鼓膜がやぶれたり、内耳が破壊されたりします。
ちょっとした減圧でも耳が痛くなるのは圧力差に弱いから。
>ソースにはっきり書かれてないのでわかりませんが、3万7000mからのダイビングするときに>与圧服や酸素ボンベを外して飛ぶ場合、5分近いフリーフォールの大部分を酸素不足の状態で>行うため、強靭な体が必要でしょう。
2万mで加圧がないと死亡します。強靭ってレベルじゃないでしょう。
高度4万メートルは火星並の気圧と気温なので(気圧10hPa未満, 気温-70℃)火星人なら生きられるかと。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:5, 参考になる)
だから、3万7000mと言われても、ただ、落ちるだけならパラシュート背負ってても、そのまま
即死できそうな高さかな、という想像しかできません。
4000mを超えるダイビングの場合は、酸素ボンベが必要になり、ない場合は上空で酸素不足でラリった
状態になってしまうとか。
ソースにはっきり書かれてないのでわかりませんが、3万7000mからのダイビングするときに
与圧服や酸素ボンベを外して飛ぶ場合、5分近いフリーフォールの大部分を酸素不足の状態で
行うため、強靭な体が必要でしょう。
逆に与圧服やボンベを付けたまま飛ぶのであれば、通常の装備に比べて、重量やバランスが
大きく変わってきますから、それにはそれでかなりの訓練が必要かと思います。
まあ、ただ落ちるだけじゃないので、成功すればそれはそれですごい記録かと。
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:5, 参考になる)
宇宙への知られざる第一歩 [nhk.or.jp]というドキュメンタリでプロジェクト・エクセルシオと, それに先んずるマン・ハイ計画が紹介されていて, その中で高高度から安全にパラシュートで落下する実験・方法についても説明されています.
それによると, パラシュートを開くタイミングというのは体制が非常に不安定になりやすく, 体が回転したりする可能性が高いそうです. 例えばダミー人形を使った実験ではパラシュート展開後に回転し始め, 最終的には分速200回転なんていう数値(遠心力で人が死ぬらしい)にまで達したそうです. そこで, 高高度から安全に降りる手順としては
というものになったそうです. パラシュートを開いたタイミングでの大減速はもちろん危険ですが, ロケット付そりを使った加速・減速人体実験(確かマーフィーの法則の元ネタになったやつ)によると, 45Gぐらいまでは耐えられるみたいです.
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:2, オフトピック)
3万7000mで加圧がないと血中の酸素がどんどん出てゆき、数秒で意識を失う。
外したとたん、飛び降りることすらできない。
Re: (スコア:0)
実際には息を止めれば5分程度大丈夫だといわれています。
息を止めないと、ひと呼吸で血中酸素のほとんどが失われ意識を失います。
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:2, 参考になる)
そうなると、減圧症で血管中に気泡ができるのと、窒息して心肺停止で意識不明になるのとどっちが回復しやすいか・・・ですが・・・
窒息による心肺停止は溺死と同様に考えれば空気がある場所で心肺蘇生でもすれば望みも有りますが、減圧症だと設備がないとどーにもならんので、さっさと息を吐いてノックアウトしてた方がましかも知れません。
ソユーズ11号の事例は減圧症と窒息の説明が混ざっているのですが、動物実験では減圧症だったとか、NASAのマニュアルでは息を吐く事になっているとか、どうにも息を吐いた方が安全っぽいようです。
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:1)
高圧からの減圧症では血管中の気泡を消すには再び高圧にしなきゃならんが、真空での減圧症は常圧に戻れば消えるんじゃないか。
the.ACount
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:1, 参考になる)
こちらは真空への生身の暴露についてですが、息は止めない方が良いと書いてありますね。
http://imagine.gsfc.nasa.gov/docs/ask_astro/answers/970603.html [nasa.gov]
実際に実験中に真空に暴露された人がいたそうですが、14秒ほど意識があったとか。
呼吸で血中酸素は失われますが、その血液が脳に達するまでがそのくらいだそう。
Re: (スコア:0)
本当?
急減圧時に息を止めてると肺胞を痛めそうな気がするんだけど。
Re: (スコア:0)
急減圧に息を止めようとして口を閉じたり、手で鼻を塞いだりすると
圧力に弱い鼓膜がやぶれたり、内耳が破壊されたりします。
ちょっとした減圧でも耳が痛くなるのは圧力差に弱いから。
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:1, 参考になる)
>ソースにはっきり書かれてないのでわかりませんが、3万7000mからのダイビングするときに
>与圧服や酸素ボンベを外して飛ぶ場合、5分近いフリーフォールの大部分を酸素不足の状態で
>行うため、強靭な体が必要でしょう。
2万mで加圧がないと死亡します。
強靭ってレベルじゃないでしょう。
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:1)
Re:スカイダイビング経験者ですが…… (スコア:1)
Re: (スコア:0)
高度4万メートルは火星並の気圧と気温なので(気圧10hPa未満, 気温-70℃)火星人なら生きられるかと。