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成層圏からのスカイダイビング」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2010年05月31日 19時29分 (#1772296)
    落下時に物体が空気!?摩擦で発火してしまうほどの高度って、どのくらいなのでしょう?

    スペースシャトルが大気圏突入時に下側が赤くなっているの位しか見たことないですが。。。
    • by Anonymous Coward on 2010年06月01日 3時11分 (#1772493)

      >落下時に物体が空気!?摩擦で発火してしまうほどの高度って、どのくらいなのでしょう?

      1・アレは摩擦じゃないっス。
        断熱圧縮。ピストンの出口にフタをして、ぐっと押し込んだ時と同じ事が起きてるんですよ。
        どんな物体でも圧力をかければ温度が上昇する、ってことは知ってますよね?

        大気圏突入する宇宙船はものすごく速いんで、機体前面の空気は横に逃げる間もなく圧縮されて熱を出すんです。
        だから宇宙船のカプセルは熱に耐えるようにできてます。

      2・高度は関係ないです。宇宙船の再突入のときに赤熱するのは、それが高い場所にあるからじゃなくて、ものすごく速い速度で地球を回ってるからなんです。たとえばスペースシャトルは高度300kmくらいの軌道を回ってますが、仮に高度300kmの位置から地上に飛び降りたとしても赤熱はしないでしょう。終端速度はせいぜい音速を超えるか超えないかの程度の速度しか出せないでしょう。

      スペースシャトルが赤熱するのは、高度300kmをマッハ20をこえる超高速で飛んでいるからです。
      メチャメチャ速いので、大気圏に入ると断熱圧縮で赤熱します。高度は関係ないです。

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      • by gonzo (38147) on 2010年06月01日 9時25分 (#1772537)

        大気圏突入をするには狭い侵入角度とある程度のスピードがないと大気に弾かれるという話だけど、
        スピードの条件をなんとか回避できれば大仰な耐熱パネルとかはいらないという事か。

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        • by Anonymous Coward
          > スピードの条件をなんとか回避できれば 船で言えば碇に相当するロープの様な物を大気圏に垂らして減速するってのは出来ないんでしょうかね?
      • by saitoh (10803) on 2010年06月01日 10時07分 (#1772552)
        もし潤沢な燃料があって対地速度ゼロ近辺まで軌道上で減速できたら,宇宙服+パラシュートだけでもOKとか?
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        • by Anonymous Coward

          >軌道上で減速

          減速すれば降りてくるわけですが・・・。
          「軌道上で減速」の意味が分かりませんね。

          • by s02222 (20350) on 2010年06月01日 15時44分 (#1772853)
            潤沢に燃料があって、との仮定があるので下方向にエンジンを吹かし続けてホバリングすれば良いかと。その場合は、もちろん、そのままゆっくり真下に降りていけばいいんですが。 軌道エレベータのケーブルが着れた場合に、耐熱装備無しでもに安全に戻ってこれるのか? とか。
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            • by Anonymous Coward

              減速させようとすると逆に加速して降下
              加速させようとすると逆に減速して上昇
              という動作になるので
              >下方向にエンジンを吹かし続けて
              軌道上で静止しようと思えば、えんえんと静止軌道まで上昇することになります。

              • by s02222 (20350) on 2010年06月02日 13時03分 (#1773310)
                最終的にエンジンを止めて静止状態を維持する事を目標にするなら静止軌道しかないのは分かりますが、エンジンを吹かせて釣り合いを取って良いならどんな高さでも制止できるんじゃないでしょうか? ロケット工学の常識を無視した挙動なので現実的ではないというのは脇に置いて。

                例えば、ヘリコプターは、飛べる気圧内の任意の高さで制止できるわけで、それがロケットエンジンだったりある高さを超えたりすると不可能になると言うのはおかしいですよね? スペースシャトルをあまり加速させずに真上に上昇させ、衛星軌道の高さに到達したところでちょうど落ちてこないだけの出力で真下にエンジンを吹かし続けて制止すれば良いだけなので。

                あとまあ、こんな不自然な状況を想定しなくても、「衛星軌道の高さで地表に対して制止できれば、そこから状態から降りてくるだけならスペースシャトルのような耐熱装備は不要?」というのは、「衛星軌道に乗らない弾道飛行の宇宙船は耐熱装備は不要?」という質問に直せば良いだけと言うのに今更気付きましたorz
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              • by Anonymous Coward

                減速させようとすると逆に加速して降下
                加速させようとすると逆に減速して上昇
                という動作になるので

                え?
                軌道速度を速くすると高い軌道に移るので軌道周期がゆっくりになる、
                軌道速度を減速すれば低い軌道に下りて短い時間で周回できる、
                というだけですよね?
                逆に加速|逆に減速 という摩訶不思議な出来事は発生しないと思うんだけど。

          • by saitoh (10803) on 2010年06月01日 19時04分 (#1772946)
            そりゃじわじわ減速するから降りて来るんで、発射の時と同様に6Gで2分間くらい減速したら高度的には軌道高度でまだ居ますよね。そっから自由落下したら水平方向の速度ベクトルはゼロ近辺なので、耐熱シールドなしで生きて降りてこられるかなと?

            要は、別の人が書いてますが、軌道エレベータから飛び降りたのと同じになるか?って疑問。

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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