カニ殻から透明薄膜素材の作成に成功 39
ストーリー by reo
甲殻類から遺憾の意 部門より
甲殻類から遺憾の意 部門より
take-ash 曰く、
京大生存圏研究所の矢野浩之教授らがカニやエビの殻から、折ったり丸めたり自在にできる透明で極めて薄い膜状の素材を作ることに成功した (YOMIURIN ONLINE の記事より) 。
ズワイガニの甲羅から化学処理でたんぱく質等を除去しキチンだけに加工。この後、たんぱく質が抜けた隙間に透明樹脂を浸透させると、ガラス細工のように透明な甲羅ができたという。また甲羅の粉末から、厚さ 100 〜 200 μm の透明膜を作製。紙のように軟らかいうえ熱にも強く、約 200 ℃まで透明のままとのことだ。
極薄のディスプレーの表面材料への応用が考えられているようだが、他にどんなところに使えるだろうか?
研究のために (スコア:3, おもしろおかしい)
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惑星ケイロンまであと何マイル?
分別が増えるの? (スコア:2)
Re: (スコア:0)
水産加工場に行けばトン単位で殻をもらえますよ~
Re: (スコア:0)
きちんと分別しないといけませんね。
もちろん (スコア:1)
カニアーマーのシークレットバージョンに。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
男性用は人気がでないでしょうね。
これでレンズが作れれば…… (スコア:1)
ようやく「カニ光線」実用化の目処が立ちましたね。
Re:これでレンズが作れれば…… (スコア:1)
Re:これでレンズが作れれば…… (スコア:1)
カニ光線だと惑星クラドニカから来たカニカンのあやつるロボット、プロレタリア一号の必殺技。
らじゃったのだ
Re:これでレンズが作れれば…… (スコア:1)
ちなみにコバヤシタキジーは「始祖蟹光線」と書くそうです。
#正確には「イブセマスジー!!」だよ。
らじゃったのだ
Re:これでレンズが作れれば…… (スコア:1)
ディスプレイの表面としては (スコア:1)
均質性と、耐瑕性が問題になるでしょうな。
自己修復するような表面処理があったかも。あれは
均質性と両立するのかなぁ。
これしか思いつかなかった (スコア:0)
対イカちゃんトラップ
(えー。サブカル方面のネタになるのぉ?) (スコア:2)
ズワイガニの甲羅には、およそ色と呼べるものがなかった。
ズワイカニ「出会った人間に、色を根こそぎ持っていかれたわ」
化学~バケガク~ 第一話 ずわいヒューマン
Re:(えー。サブカル方面のネタになるのぉ?) (スコア:1)
ここまで、「光覚迷彩」ネタなし。
Re: (スコア:0)
甲殻迷彩
…ごめんなさい
Re:これしか思いつかなかった (スコア:2)
王様の服
風俗系の服
ついに (スコア:0)
甲殻カニカマの時代が来た。
これに熱燗を注いで… (スコア:0)
甲羅酒専用の酒器、と思ったけどこれじゃダシが出ないなw
素朴に思うのは (スコア:0)
普通の透明なプラスチック素材に比べて、何がどういいのでしょう?
Re:素朴に思うのは (スコア:1)
結局透明樹脂を流し込んでるわけだしねえ?
なにか特別な性質がなければ意味無いような気がするんだけど。
折った時の劣化がただのプラスチックより少ないとかなのかな?
耐熱性も謳ってるけど、流し込んだ樹脂の種類がなんなのかわからないからそれが凄いのかどうかもよくわ。
凄い性質があるとして、
それが、キチン由来のものなのか、
それともキチンはあんま関係なくて樹脂を微細多孔質に成形したことによるものなのか。
そういうところも気になるよね。
Re:素朴に思うのは (スコア:1)
「海洋廃棄」ではなくて海獣や魚類の飼料ということにできるので産業廃棄物の始末に困ることがないからとか。
で、実現のために不可欠な生物由来透明樹脂を開発しましょうというオチ?
Re: (スコア:0)
ん~、記事では、透明樹脂を使ったのは透明な甲羅のほうだけで、透明膜のほうは元の甲羅だけ使っているように読めますけど、違うのかな?
Re:素朴に思うのは (スコア:1)
圧縮に弱いけど引っ張りに強い鉄棒と引っ張りに弱いけど圧縮に強いコンクリートを組み合わせて鉄筋コンクリートにすると、圧縮にも引っ張りにも強くなる。
同じようにキチン質が「繋ぎ」になって機械的強度の高いフィルムになるんじゃないでしょうか。
# SlashDot Light [takeash.net] やってます。
Re: (スコア:0)
思想・信仰上の理由により天然素材しか使用できない方々にも安心です。
Re: (スコア:0)
プラスッチクよりキチンとしてる。
そうすると (スコア:1)
プラスチックな絞殺死体もキチン質な絞殺死体になっちゃうのかな?
らじゃったのだ
解読 (スコア:0)
プラスチックな絞殺死体→プラトニックな交際したい
だから
キチン質な絞殺死体→きちんとした交際したい
かな?
カニとガラスといえば (スコア:0)
カニ缶の中にある紙(酸性パーチ)は、
ストラバイト現象というガラス片のようなものができてしまう現象を防ぐ意味があるそうで、
ちょっと昔、こういう蘊蓄を自慢するのが流行っていましたね。
Re: (スコア:0)
>ストラバイト現象は、カニ・サケ肉の成分であるマグネシウム・アンモニウム・リン酸が結合して、
>マグネシウム・アンモニウムリン酸塩の結晶(ストラバイト:胃酸で溶けるため無害)が発生する現象であり、
>これは酸性パーチをもってしても防ぐことはできない。
wikipediaより引用
アレルギー (スコア:0)
甲殻類アレルギーへの影響が気になります。
// 何処ぞの石鹸が騒がれていなければこんな疑問も懐かなかっただろうな。
Re:アレルギー (スコア:1)
キチン・キトサンは生体への親和性が高いので、人工皮膚や手術用糸などの医療用途でも使われているそうです。
アレルギーを持つ人もいるんでしょうか?
# エビやカニアレルギーは食べられる肉へのアレルギーで、殻のキチン質に対するものではないと思ったけど…
Re:アレルギー (スコア:1)
>アレルギーを持つ人もいるんでしょうか?
そうらしいと言う報告はあるけど、非常に希だとか。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002978480 [nii.ac.jp]
生分解性はどうなんだろう? (スコア:0)
こういう複合系の材料で頭が痛いのは、
なまじ頑丈なだけあって、埋め立てくらいしか処分方法がないことですけど、
もし安い薬剤で簡単に分解してくれるくらい環境負荷が低いなら、利用の幅も広いと思います。
Re:生分解性はどうなんだろう? (スコア:2)
キチン質については各種の菌類などが分解できます. というか, 甲殻類が脱皮できるのも, 古い殻のキチン質をある程度自己分解して柔らかくしているからです.
逆に言えば, 浸透させるバインダーにそこそこ防腐効果が無いと, 湿気の多い環境ではカビが生えて透明度が落ちたりするんじゃないかと.
ショット・ウェポン様がアップを始めたようです (スコア:0)
リアルダンバインができないかなあ。
蟹で作ると何万杯必要かわかりませんが。
Re: (スコア:0)
遺伝子操作で恐獣(超巨大昆虫?)を作るところから始めるとか。
テクニクスにカニがいる (スコア:0)
っていうのあったよね。
カニパンの (スコア:0)
保護材として使う。
食べ終わったら捨てる。