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宇宙

「日本人を火星に」宇宙担当相が開発ビジョンぶちあげる 97

ストーリー by reo
故郷に帰れ 部門より

masakun 曰く、

16 日に開催される古川聡宇宙飛行士の帰国報告会に出席する古川元久・宇宙開発担当相は、火星有人探査の推進や宇宙産業の強化などを盛り込んだ新しい宇宙開発のビジョンを発表するそうだ (毎日 jp の記事古川元久氏の Tweetより) 。

ビジョンでは「フロンティア (未開地) への挑戦」として、有人火星探査といった野心的な目標の必要性を指摘。実現のために無人補給機「こうのとり」(HTV) の改良や、ロケットエンジンの高度化など技術開発を進める一方、日本の宇宙産業に民間事業者の新規参入を支援して発展を目指すという。

内容的にはJAXA2025/長期ビジョンに沿っていると思うが、いったいどこから有人宇宙開発費用を捻り出すというのだろう。

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  • 火星じゃなくてまずは月というのはダメなのかな。

    • by Anonymous Coward

      NASAが全力で妨害してくるでしょう。捏造の決定的な証拠であるキューブリックの映画セットを見つけられたら困りますから。

      • by Anonymous Coward

        捏造の決定的な証拠であるキューブリックの映画セットを見つけられたら困りますから。

        セットは月には無い。旗が無いのがばれるのが困るんだよね(もちろん言わんとしていることはわかりますが)。

        • by Anonymous Coward

          >捏造の決定的な証拠であるキューブリックの映画セットを見つけられたら困りますから。

          キューブリックだからこれはモノリスの方のネタだよな…
          カプリコン1は火星だし、何だかよくわからなくなってきた

      • すでに立入禁止になりかけている。
        http://www.asahi.com/science/update/1126/TKY201111260427.html [asahi.com]
  • 火星人 [wikipedia.org]を日本国首相に(違

    --
    And now for something completely different...
  • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 13時17分 (#2081194)

    有人自体には賛成だけど、もうちょい堅実で手近な目標を掲げた方がいいんじゃないかなぁ?
    当面は「日本独自の有人宇宙技術を確立する」だけでいい気がする。
    下手に火星に向けた長期プランとか言っちゃうと、また言ってるけど何時になることやら?みたいな雰囲気になっちゃいそうで・・・。

    後、目的地としても火星より小惑星とかの方が楽しそうな気がする。
    米国のお供と言うことなんだろうけどさ。
    どうせなら小惑星に旗立ててうちの領土だ的にアピールしようwその方が盛り上がる。

    • どうせなら小惑星に旗立ててうちの領土だ的にアピールしようwその方が盛り上がる

      大賛成です。というかNASAやESAほどの予算が付けられない日本が宇宙開発分野で他国と競う(対等な発言力を維持する)には、この分野しかないと思っています。

      …なのですが、はやぶさ2に満額予算が出ない現状では、月とか火星とか有人とか言われてもなあ。

      親コメント
    • 堅実と夢のバランスですが、小惑星とかエッジワースカイバーベルト天体を徹底的に調べれば、
      レアアースに富んでいるとか、金やプラチナなどに富んでいる天体とかが見つかるかも・・・。
      そんなことを言いながら調査をすすめてはどうでしょうかねえ。
      (天体の起源的には、いわゆる鉱床というようなものは無理かも知れませんし、万一見つかっても
        採掘がまた大変でしょうけど)

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    • 日本の現状を見ると、「就職できない若者は火星で頑張ってもらおう(棄民)」と言うだけで、国中の叡智があつまってすぐに実現されるかもしれませんよ。
      親コメント
  • なお、日本人を火星に送る具体的な方法は、日本における有人宇宙技術の伝統である「NASAにおんぶにだっこ」方式との事

  • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 12時56分 (#2081165)

    自力で有人宇宙飛行が出来てISSに直接人員を送れるようになってから
    発言してもらいたい。米国やロシアに依存している状態から脱却しないかぎり
    ISSのように他国の都合に振り回され金づる扱いされるのが関の山です

  • by user003 (37747) on 2012年01月16日 13時06分 (#2081179)
    日本人が火星にたどり着くことを目標にするのは、アポロ計画時代の感動を懐古しているだけではないか、という風に感じる。
    思えばスカイツリーにしても、東京タワーを経済成長のシンボルとしていた時代の懐古ではないか。
    しかし、日本経済が衰退している時代だからこそ短絡的な懐古主義に走るべきではない。
    我々が次にすべき宇宙計画は火星探査ではなく、最も身近な新天地・月を人類の新しい経済圏として開発することではないか。
    近代世界システムは拡大し続けなければ維持できないシステムなのだから、探査ばっかりやってないでちゃんと目に見える成果を出すべきだ。
    • by nci (34333) on 2012年01月16日 14時04分 (#2081253)

      >我々が次にすべき宇宙計画は火星探査ではなく、最も身近な新天地・月を人類の新しい経済圏として開発することではないか。

      経済的には月を開発するなんて、地球のリソースを消費するだけで意味ないでしょ。
      なんの資源も無いし…月の開発だって同じような懐古趣味じゃないですかね?

      そもそも月に行こうが火星に行こうが、その実なんの実益にもならない。
      行く理由なんて国威発揚みたいな物、要するに夢とか希望?スカイツリーと何も違いは無い。

      つーか、広がることが世界経済の維持というのはいいが、現在の技術じゃ過酷な宇宙空間に広がっていけない。経済的には確実にマイナス。
      (ココで言う技術は根本レベルの技術ね、エネルギーすら覚束ないんだからさ)
      夢も何も無いが、大気圏内でよりよい環境(経済・生活)を築くのが先じゃないですかね。

      ##もう夢すら語れない…

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      • >行く理由なんて国威発揚みたいな物、要するに夢とか希望?

        結局はそうみたいですね。

        日本人による有人火星探査を…古川国家戦略相 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) [yomiuri.co.jp]

        古川大臣は、日本の再生に向け、次世代に夢を与える宇宙政策を実行していくことの重要性を強調。「世界と一緒に作ったロケットで、日本人宇宙飛行士が惑星探査に飛び立つ日が来れば、日本人にとって大きな誇りとなる」と述べた。

        惑星有人探査でなくても、日本人が大きく誇れるような現実的な目標って他にもありそうですけどね。

        それとも惑星探査に飛び立つ日さえ来ればいいんですかね。
        イトカワ星人に助けられた「はやぶさ」に対し、火星人に見捨てられた「のぞみ」。次に挙げる惑星探査機は人を乗せて宇宙人に頼らずミッションを成功させようとか、そんな魂胆だったりして(ぉぃ

        >夢も何も無いが、大気圏内でよりよい環境(経済・生活)を築く

        日本の場合世界6位の排他的経済水域 [ttcn.ne.jp]が目の前に広がっているのですから、宇宙探査よりも海洋探査のほうが現実的だと思います。日本はすでに海洋探査技術でも世界トップレベルですし。海洋資源から沈没船、さらに新種の生物まで探るべきことはいろいろあります。海洋探査のほうが費用対効果は、宇宙探査より勝っていると思うんですけどね。

        『そして私の最後の質問です 最後の質問 なぜ私達は海に出て探そうとしないのか? なぜ私達は、火星に住むプログラムを持ち、 月にコロニーを作るプログラムを持ち、 我々自身の星にコロニーを作るプログラムを持たないのか? 技術は既に手にしているのに』-「海洋探査」ロバート・バラード | VISUALECTURE [visualecture.com]より

        --
        モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
        親コメント
      • 夢を語れない原因は君の資質に帰するよ。
        他人のせいにするのはイクナイなぁ。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 13時13分 (#2081188)

      > 近代世界システムは拡大し続けなければ維持できないシステムなのだから、
      そのネズミ講のような破綻すること絶対確実なシステムを何とかするという発想はないんだろうか。長期目標なんだし

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    • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 13時43分 (#2081229)

      月ってのは資源もないのに重力がでかくて(着陸や離陸にコストが掛かる)、
      開発には不向きと結論が出てます。
      だから小惑星開発が進められてる。

      親コメント
      • 月の利用価値はあるよ。
        大気がないから蹴り飛ばす足場になる。要はカタパルトを置くのさ。
        カタパルトがあれば降りるのも登るのも簡単だしな。

        親コメント
        • カタパルトがあれば降りるのも登るのも簡単だしな。

          離れた場所から銃身に銃弾を打ち込むなんて曲芸を簡単に出来るとは思わないけど. ましてや月面に素で降りると, 脱出速度が2kmを越えているから, 受け側は口径数100mとかの電磁スクープでも使わないと無理でしょう.

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          • カタパルトを走ってる「台車」に近月点でドッキングするだけだけど?

            親コメント
            • 地面方向に数10m軌道がずれたら大惨事なんですけど.

              台車に対するアプローチからドッキングにかけられる時間が, 数秒程度しかない(これでも10km近く移動する)から, 軌道のコントロール精度がとてつもなく必要. 現在の衛星ランデブーなんかで使っている, 数時間かけて接近していくなんていう手段は使えませんから.

              それにドッキング時には速度誤差から台車の方に衝撃が加わるけど, その衝撃に対してリニアカタパルトが十分な余裕があるかどうかも問題. 発射時には基本的に走行振動に対する余裕があればいいけど, ドッキングではそうはいかない. しかもほぼ最高速度での外乱ですからレール側と台車が接触するようなことがあれば, これまた大惨事.

              どう考えても, 送出専用と比べてコスト的に釣り合うもんじゃないでしょう.

              親コメント
              • なんでこう「今やってることをそのままで」っつー前提から一歩も外へ出ない人が多いんだろうね。
                「俺は知ってるぞー」って言いたいのかねぇ。
                それは今やっていること専用の方法であって、技術的な可能性やコストとは全くと言っていいほど関係ないんだが。

                そもそも、遠くから見えれば数時間だってかけられるだろうぜ。
                遠くから「見る」ための技術なんてその辺にゴロゴロあるだろ。
                外乱への余裕てのは台車にガツンと当たること前提?台車に緩衝機構や捕捉機器類がないこと前提?

                送出専用と比べてコスト的に釣り合うもんじゃないでしょう

                アホかw
                カタパルトでの着陸が釣り合わせる必要があるのは推進剤噴射による軟着陸のコストだ。
                送り出すほうがいくら安くてもそのコストとの吊り合いなんて考える必要ねーだろ。

                否定するためにダメな前提を積み上げちゃったらトートロジーなだけじゃんw

                親コメント
              • 地球から月面へ飛ぶ遷移軌道から来た宇宙船が、月面で(例えば)1m(かなり余裕を見て)の誤差の軌道を抜けるために、いったい全体何桁まで軌道精度出せばいいんですかね?

                > なんでこう「今やってることをそのままで」っつー前提から一歩も外へ出ない人が多いんだろうね。

                あまりに俺様前提のままそれを一切共有せずに他人のことバカにするようなこと言うから、じゃないですかね?

                    ---

                ちなみにもし仮に、それでも月面カタパルト計画をやれ、と言われたら、僕なら着陸用と離陸用は別にするな。離陸用はまっすぐにしたほうが短時間で無理なく加速できるし、着陸用は進入軌道に対して漸近する形にしたくなる。それにやっぱり着陸用軌道に直接ランディングするなんて無茶だし、おもたい宇宙船側を操作するなんて阿呆なので、テザーでつかまえる方式を取りたいな。着陸用軌道と離陸用軌道をまっすぐならべて(離陸→着陸の順)、着陸用軌道からテザーを張ったシップキャッチャー(軽くて強力なスラスターつき) を離陸側カタパルトで進入軌道(その時の操船精度によるけど、99.9999%出せる精度程度に地表から上空) に上げる。その上で、シップキャッチャーは進入軌道で宇宙船をひっかけて、着陸軌道にテザーで引き寄せる。

                まぁ素人考えなので見落しはあるんだろうけど、どうだろうか。

                    ---

                あなたも、他人をバカにするような物言いをする前に自分の考えをちゃんと説明したほうが良いと思いますよ。着陸用と離陸用を別にする、とか考えてないようなので、私とは別の画期的な考えをお持ちなのでしょうけど。

                親コメント
        • by grobda (4894) on 2012年01月16日 20時13分 (#2081499)

          外宇宙用宇宙港ですか。
          そういう用途なら、ラグランジュポイントにステーション作るほうがよほど効率的です。

          親コメント
          • LPは「足場」にならんだろ。元コメもう一度読んでみ?
            足場があるってのは最初の加速に必要な推進剤もそのためのエネルギーも積まなくていいって意味なんだが、わからんか。
            それと、外宇宙が目的地だったらどこに作っても大差ない。月が有効なのは系内だよ。

            親コメント
          • LP にそういうでかい施設を作るのに必要な資材はどこから調達する? 地球から打ち上げるなんて非効率なことするのか?
            小惑星一個うまく引っ捕らえられればいいかもしれないが、それをやれる都合のいい小惑星があるかねえ。
            月面の岩石から取り出して、電磁カタパルトで打ち上げた方が効率いいぞ。
            ※月面の岩石が建築材料として使える可能性があることは知ってるよな?

            --
            -- To be sincere...
            親コメント
  • by reininn (35924) on 2012年01月16日 16時37分 (#2081365)
    言い出した人!
    行ってね。
  • by kawasaki_z750s (32690) on 2012年01月16日 17時12分 (#2081383)
    ちゃんと軌道に乗るんだろうか?
    いろんな意味で
  • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 7時44分 (#2081005)

    日本人男性の6割は火星人

  • 軍事費防衛費とか?
    JAXA法から平和目的条項が廃止されるそうだし。

  • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 12時50分 (#2081159)

    火星にもコンビニありますか?

  • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 12時52分 (#2081160)
    予算は消費税で!
    1%UPで火星計画とか言ったら俺は出しても良い
    • by alternative (23238) on 2012年01月16日 13時12分 (#2081187)

      ふるさと納税 [wikipedia.org]のように、自分の関心のある省庁に納税できればいいんだけどね

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 16時39分 (#2081368)

        経済産業省に入れたところで、IPA方面に行くとは限らず原子力関連に行くなんてこともありますし、国土交通省も鉄道でなく高速道路に行くかもしれませんし、文部科学省に入れても、宇宙開発や科学技術振興じゃなくて、傘下の文化庁に行ってDRMガチガチにする役に立ったりするのであります。
        どこまで細分化して投資できるのかっていう意味ではかなり眉唾。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 13時33分 (#2081216)

    行くにしても。
    まず近くから実績作らないと。

    月面に拠点を作って、安定運用できてから、そこから火星など他の惑星、衛星を目指してもいいじゃない。

    • by Anonymous Coward on 2012年01月16日 13時53分 (#2081239)

      確か10年ぐらい前のロバート・ズブリン [wikipedia.org]の本か何かだと思いましたが、曰く

      真空で昼夜が15日間続く月と、大気があり昼夜が地球に近い火星とでは環境が大きく異なる。
      また地球との通信や往復に必要な時間も異なる。
      このように、月探査と火星探査では必要な技術が大きく異なり、月のために開発した技術は火星で活用しづらい。
      火星を目指す研究をするなら、地球の極地や砂漠の方がマシだ。
      かつ、非活発な月に行ったところで今後大したものが見つかるとも思えず、水の補給拠点にもなりそうにない。
      それに比べて、火星は生命の可能性があり、水や燃料の現地調達も可能そうであり、はるかに有望である。
      であれば、最初から月など無視して火星を目指すべきだ。

      という事で、火星の前にまず月を目指す、というのはあまり良いやり方とは限らないようです。

      親コメント
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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