火星サイズの惑星、地球の間近で偶然発見される 53
ストーリー by hylom
炎の惑星 部門より
炎の惑星 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ナショナルジオグラフィックやアストロアーツによると、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡により、直径8,400km(地球の3分の2)というサイズの太陽系外惑星が、地球の「すぐそば」で偶然に見つかったそうだ。
ほぼ火星と同じ大きさのこの惑星は、地球より小型の惑星としてはこれまで見つかった中で最も地球から近い33光年かなたにあり、少なくとも宇宙的なスケールでは地球のすぐそばと言っていい場所にあるという。主星との距離は地球~月の7倍程度と近いため、表面温度は摂氏9600度以上と思われるそうで、表面がマグマの海で覆われている可能性もあるそうだ。
地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:5, 参考になる)
>最も地球から近い33光年かなたにあり、少なくとも宇宙的なスケールでは地球のすぐそばと言っていい場所にあるという。
「地球のすぐそば」というと語弊がある。
「(地球が所属する)太陽系のすぐそば」というべき。
前者だと、火星軌道の内側、ひょっとしたら月軌道くらいかと思ってもおかしくない。
Re:地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:2, 参考になる)
ナショナルジオグラフィックの本文を見ると
>この惑星は、地球より小型の惑星としてはこれまで見つかった中で最も地球から近い距離にあることになる。
とあるので、きっと火星軌道の内側にあるのでしょう。
Re:地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:1)
英文の元記事にも同様のコメントがついていますね。
やはり元記事も悪文といっていいと思います。
Re:地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:2, おもしろおかしい)
包丁みたいな怪獣がいるかと期待してしまいました。
Re:地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:4, 興味深い)
そういう議論があってもいいね。
Re:地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:1)
地球と同一軌道上の反対側に存在する惑星で、
アンドロイドが人間を支配する世界なんじゃないかな。
Re:地球の?「太陽系のすぐそば」じゃね? (スコア:1)
たれこんだAnonymous Coward 氏に最適の職業:東スポの編集者
Re: (スコア:0)
宇宙スケールならそんなの誤差の範囲
Re: (スコア:0)
そういう問題では無く、近さの程度を表すときに何を基準にすれば誤解を与えないかという問題。
【タイトル】東京の自宅の間近でアフリカ固有の生物を発見
【内容】発見されたのは中国の・・・
地球規模で見りゃ中国なんぞ「すぐそば」なので間違えでは無いけどね
近くても見えてない惑星はいっぱいあるってことで (スコア:3)
案外近く(30光年以内くらい?)に生命体の存在するってことじゃ?
Re:それはねーよと言ってみる (スコア:1)
そういっちゃぁ詮ないけど、でも、遠距離恋愛も、30光年とか離れると、辛いね。
携帯で電話かけても、声返ってくるのは60年後。かなり効率良く口説かなきゃ。
見えてないだけでもっと近くにあるよ (スコア:2)
たぶん
そんでタコ足で脳みそが透けて見える宇宙人とかいるよ
太陽 (スコア:2)
探す気になれば、地球規模の惑星は結構ある可能性が高そう~って意味しか無さそうですね。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re: (スコア:0)
“表面温度が並みの恒星以上” と、 “表面がマグマの海”とが、若干というか・・・かなり矛盾しているような気がするのですが、元記事かタレコミのどこかにマチガイがあるのではと思います。主星が赤色矮星で、その惑星表面温度はないだろうと。
Re:太陽 (スコア:1)
間違ってるのはアストロアーツかな。
NASAの記事を見ると華氏1000度以上(摂氏600度くらい)と書いてありました。
Re:太陽 (スコア:1)
磁力線加熱 [isas.jaxa.jp]なら恒星表面温度より, 離れた星の温度が高いこともあり得るかもしれない.
と, 無理矢理な解釈をしてみる.
Re: (スコア:0)
タレコミにあるナショナルジオグラフィック [nationalgeographic.co.jp]によると、
> 摂氏540度に達している可能性がある
とのことですが。中途半端な数字ですが、華氏1000度のことですね。
それにしても9600ってどこから来た数字なんだろう。
Re: (スコア:0)
脊髄反射、「ボーレート?」 とか思ってしまった。
# ますますイミフ.
Re: (スコア:0)
33光年先まで9600bpsで通信できたらそれはすごい
(できたとしても1回のping応答が約2億秒・・・)
Re: (スコア:0)
私も気づいたのでアストロアーツにメッセージを送ったら、すぐに修正してくれました。
Re: (スコア:0)
スラドの編集者はぜんぜん直してくれないようですね。
ナショジオの誇張にあきれた (スコア:1)
ですか。
ふつうは「太陽系のすぐそば」って表現するものじゃないのかなあ。英文だと感覚違うんでしょうか。
Re:ナショジオの誇張にあきれた (スコア:1)
元の記事 ( http://news.nationalgeographic.com/news/2012/07/120719-new-planet-ucf-... [nationalgeographic.com] ) だと、
「そこの角を右に曲がった先にあった」=「すぐご近所」ってニュアンスですね。
邦文記事のタイトルは全然関係ないので、翻訳した人のセンスの問題ではないかと。
Re:ナショジオの誇張にあきれた (スコア:3, おもしろおかしい)
ダーっと行ってキューンって曲がるんや
Re:ナショジオの誇張にあきれた (スコア:1)
おっと、英語の原文まではあたりませんでした。おっしゃる通り、日本語版の問題ですね。
英文と和文では、和文の方が省略の多い傾向にあると感じますが、今回の場合は英文で「どこのご近所」なのか明示していないのに対して、和文で「地球の」と不適切な補足をしているのが珍しいと思いました。
Re: (スコア:0)
この場合の"right"は、「右」ではなく「まさに」の意味になります。("just"とほぼ同じ)
これだから (スコア:1)
考古学者と天文学者の「誤差範囲」は信用ならんのだよ。
Re:これだから (スコア:1)
経済学者は?
逆なのでは? (スコア:0)
+−3桁くらいと言っておけば、その間には入ってるんじゃないでしょうか…
宇宙的なスケールでは… (スコア:1)
人類の誕生もついこないだ、みたいなもん。
Re:宇宙的なスケールでは… (スコア:1)
こないだ?そんなに前じゃない。
「今しがた」だろ
Re:宇宙的なスケールでは… (スコア:1)
道民の距離感も同じようなもんだよな。
Re: (スコア:0)
近所のイオンに行きましょう
Re: (スコア:0)
「この前の戦争」ですね!
日本語 (スコア:1)
これが直訳ではなく、意味に忠実な訳なら英語圏の人は頭おかしいね。
こんな変な日本語は久しぶりにりに見た。
Re:日本語 (スコア:1)
そうだな。
俺も久しぶりにりに見たよ。
火星より (スコア:0)
Re:火星より (スコア:2, おもしろおかしい)
表面温度9600度のマグマの海じゃEM菌 [srad.jp]くらいしか生き残れそうにありませんよ。
Re: (スコア:0)
1) 技術の進歩により、星系外への現実的な移動手段が確立されれば、
2) 発見された惑星がテラフォーミング不要なら、
3) 火星のテラフォーミングを進めるよりも、こちらへの移住の方が短期間・低コストで済むならば、
有力候補かもしれませんね
Re:火星より (スコア:2)
火星のテラフォーミングと聞くと、ガミラスの遊星爆弾を思い出すのは私だけだろうか・・・。
----- パインツリー pinetree
Re:火星より (スコア:2)
私は今ヤングジャンプで連載されているテラフォーマーズを思い出しました。
#藻とゴキブリを火星に放ったら、ゴキブリがムキムキのゴリラ人間みたいに進化しちゃってさあ大変って話
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:火星より (スコア:1)
「雲界の旅人」(あろひろし)は金星だったっけ。
らじゃったのだ
余計なものかもしれないが、 (スコア:0)
火星より近くにぐるぐるしてるのかと思った。
# タレコミ人は悪くないな。ナショジオがわざとやったな
Re:余計なものかもしれないが、 (スコア:1)
原文のタイトルは
「New Planet Found: Molten "Mars" Is "Right Around the Corner"」
なので悪質な翻訳者によるものですね
Re: (スコア:0)
宇宙からの遊星X的な
#そして南極に
Re: (スコア:0)
>火星より近くにぐるぐるしてるのかと思った。
何でそう思ったのかわからない。
火星が関係するのはサイズだけでしょ?
Re: (スコア:0)
×:地球より小型の惑星としてはこれまで見つかった中で最も地球から近い
○:地球より小型の系外惑星としてはこれまで見つかった中で最も地球から近い
どっちが正しい? (スコア:0)
ナショジオ:「UCF-1.01は直径約8400キロで、その体積は地球の約4分の1ほどだ。地表の温度は摂氏540度に達している可能性がある。」
スラド:「直径8,400km(地球の3分の2)というサイズの太陽系外惑星が・・・表面温度は摂氏9600度以上と思われるそうで・・・」
凄い違いがあるような・・・
Re:どっちが正しい? (スコア:1)
スラドというか、アストロアーツの翻訳が間違ってるんでは?
文脈から考えても、
摂氏9600度という固体が存在できないような温度の中、固体の惑星が存在している、という矛盾があります。
仮にガス惑星だとしても、そんな恒星近傍の軌道にガス惑星が存在できるはずがありませんし、ガス惑星としては小さすぎます。
明らかに誤訳だと思われますが。
Re:どっちが正しい? (スコア:1)
大元の NASA のリリースでは " the exoplanet's surface temperature would be more than 1,000 degrees Fahrenheit (almost 600 degrees Celsius). " とあるので、6 をタイプするときに一個上の 9 まで押しちゃったとかかも?