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宇宙

宇宙は新しい星を作らなくなっている 33

ストーリー by hylom
銀河の果てには何がある 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

日本のすばる望遠鏡や英国にある赤外線望遠鏡、チリにある超大型望遠鏡を用いて初期宇宙の時代から星々が形成される動向を調査した研究によると、「既に宇宙は95%ほどできあがっている」という(WIREDすばる望遠鏡プレスリリース本家/.)。

観測の結果、今までに存在したすべての星の半分は90~110億年前に生まれたものだという。この傾向が続いているのであれば、新しい星が生まれる割合はピーク時に比べて30倍も低くなっているという。

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  • こっちに光が到達してないから観測できないだけで実は星はジャンジャン出来てるってことはないの?

    # 偉い科学者のひとたちがいってるんだからそんなわけはないか

    • by Anonymous Coward

      今星々が輝いてるのはビッグバンの燃えカスがくすぶってるだけ、と考えれば素直に納得できる話。
      星の生まれるペースが変わらなかったら、いつか材料が尽きた(宇宙スケールにおける)瞬間に大きな転機が訪れそうです。

    • by Anonymous Coward

      全部見えているわけじゃないから、その考え方はだいたい合ってる。
      奥がどうなってるか(古すぎるのしか見えないから)わからないけれど、
      近くは(比較的)生まれていないというのも正しいのだ。

  • by sumeshi0206 (12305) on 2012年11月13日 13時14分 (#2271287) 日記

    ある程度落ち着いている時期だから我々のような生命体が存在するとも考えられないでしょうかね?

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 7時59分 (#2271057)

    遠くの星については今観測している姿がすでに距離に応じた過去の姿であって、現在の姿ではありませんよね
    しかも、遠ければ遠いほど観測範囲は広がる。
    #観測の難易度は上がりますが
    近い年代の姿を観測できていないんだから、結果が過去に偏るのはある意味当然のような気がするんですが、そのあたりは考慮に入れてあるんでしょうかねぇ?

    • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 8時11分 (#2271063)

      >そのあたりは考慮に入れてあるんでしょうかねぇ?

      自分が思いついたことを専門家が思いつかないとなぜ思える?

      親コメント
    • by hishakuan (32621) on 2012年11月13日 13時16分 (#2271289) 日記

      なんで現在の姿じゃないの?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      100万年前の姿だからといって観測開始その瞬間から100万歳になるわきゃないだろうに。

    • by Anonymous Coward

      お前はまず落ち着いてこれ [arxiv.org]でも読んでこい。
      さすがにそんな誰でも思いつくようなことを考慮しないわけが無い……というか、「考慮しないなんて事を思いつかない」レベル。

      • by Anonymous Coward

        ボクには読めなかったので誰か読んでって素直に言えよ。

    • by Anonymous Coward

      「かねぇ?」って言い方が嫌。

  • 少子化は宇宙の意志だったんだよ!!!

    な、なんだってー

    #出勤前なのでAA略

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 8時43分 (#2271087)
    まぁ意味はわかるし間違いじゃないんだろうけれど、日本語のセンスとしてどうなのか、と。
    『1/30に低下している』のほうがしっくりくるのは俺だけか。
  • ライフゲームでブロックとかブリンカーだけになっちゃったような感じ?
  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 6時35分 (#2271030)

    セックスレスですね。結局、規模が大きいか小さいかという違いだけで、人間も宇宙も繋がっていてみんな同じ。

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 7時31分 (#2271042)

    ってことで、僕と契約して(略

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 7時39分 (#2271046)

    「これまで宇宙に存在したすべての星の半分が、90億年より以前に形成されたものであり、もう半分はそれ以後に誕生したものである」

    宇宙の年齢はだいたい137億歳程度 [wikipedia.org]だそうだけど、
    じゃあ星の半分がビッグバンからの90億年の間につくられて、
    のこりの半分が90億年から現在までの47億年の間に作られたってこと?

    えーと、、、、後のほうが生成の勢いが増しているように聞こえるのだけど・・・

    わたしゃ何を勘違いしているのでしょう?

    • by Anonymous Coward

      「前」が抜けてます。

      半分が90億年前以前(しかも110億年前まで)、残り半分が現在から90億年前までってことで、かなりペースが下がってますよね

    • by Anonymous Coward
      「90億年(より以前)」を(より以前)を抜いて「宇宙暦90億年」みたいに思ったとこ、かな…。
      こういう場合たいがい基準は現在
      • by Anonymous Coward

        あるいは引き算に不自由な方

      • by Anonymous Coward

        ふつう「90億年より以前」と書くよな、そういう場合。

        • by Anonymous Coward

          そんなふつうはあまり聞かないぞ

        • by Anonymous Coward

          前前しつこい。

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 7時58分 (#2271056)

    新しい星が生まれるのは、古い星の死(爆発)からということになってるので、
    爆発したときに四散した質量を全部回収できなければ次の星々の総質量は前回より少なくなるし、
    ブラックホールになっちゃったり、爆発するほどの質量じゃなかったりすれば次世代の星は生まれてこないわけだから

    • by the.ACount (31144) on 2012年11月13日 14時49分 (#2271370)

      別に材料が不足してる訳じゃなくて、ガスが集まるきっかけがないと星にならない。
      古い星の爆発は重元素を作ってばらまくんで惑星材料には重要で爆発衝撃波がガスの集まるきっかけにはなるけど星誕生の減少にはあまり関係ない。
      昔、星誕生が多かったのは銀河が合体成長してたから。
      銀河が衝突するとガスも圧縮されて爆発的な星生成が起こる。
      天の川銀河のそばにあるマゼラン星雲のような衝突の経験がない矮小銀河では、星になってないガスが大量に残っていて昔の銀河の様子が観測できる。
      天の川銀河も将来アンドロメダ銀河と衝突すれば大規模な星生成が起こると予想されている。

      --
      the.ACount
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ついでに宇宙自体膨張しているとすれば、回収率は更に下がるのがフツーと思ってましたが。

      てか、って事は宇宙って星の生成と死滅が均衡化した事なんて無いって事だよね。
      まあ、宇宙の年齢が太陽系の年齢と比較しても十分に大きくないから当然なんだろうけど。

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 8時18分 (#2271066)

    言ってみたかっただけです...

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 8時20分 (#2271071)

    やっべー覗かれた///
    こぉぉふんしてキタァァァ!

    # リア充爆(ry

  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 8時26分 (#2271076)

    宇宙が始まって間もない頃のほうが特別な時代なので、
    その特別な時代と比較してペースが落ちているからといって、
    もはや新しい星ができないということに、なるのでしょうか?

    このままペースが下がり続けて新しい星が生まれなくなるのではなく、
    それとも、宇宙が始まって間もない特別な時期を終えて定常状態に入るという
    可能性もあるような気がします。

    • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 8時51分 (#2271090)

      典型的な恒星、主系列星の寿命が100億年程度、短命な大質量星がマイナーになっている以上、おおむね予想されるトレンドだと思います。

      もっとも、宇宙年齢137億年と比べれば私たちの太陽を含め、主系列星はたかだか一世代か二世代目なのですから、どの時代断面をきりとっても特別な状態であるということは言うまでもありません。

      たとえば、銀河を構成する全ての星が銀河中心の大質量ブラックホールに呑み込まれるまでの時間として10^30year程度のオーダーを恒星の存在しうる期間と考えると、まったく描像は変化していきます。恒星内の核融合で生じる重元素の割合が増えていくとともに、宇宙の組成が変化していくだけでなく、そもそも星の数も減少していくからです。あるいはそのブラックホールすら失われるであろう10^100yearのオーダーの期間を考えると、そもそも質量をもつバリオンが宇宙に存在しなくなるという描像も考えられます。

      一方、現在の宇宙で新規に星間分子の組成が変化するのが見えるであろう、100億年を数百l回繰り返す程度の短期間は、大質量星の密度が急に増加するということはないでしょうから、そのくらいのタイムスケールを見る限り、変化はほとんどないかもしれません。その範囲の最後を最終値とみたとき、その最初の10回とか100回ではなく、たかだか1回か二回の主系列星の生成で95%程度が確定しているというのは言ってよいことですし、驚くべきことですし、確認されるべきことでした。将来のどの時点を最終時点と考えることにしたときに、そこに至るプロセスがどれほど平衡になっているかということは常に慎重に検討される課題だと思いますし、「可能性もあるような気がします」という言い方ではなく定量化していくことに価値があります。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年11月13日 9時03分 (#2271097)

    http://ned.ipac.caltech.edu/level5/Illingworth/Ill5.html [caltech.edu]
    ピーク時よりも星生成率が落ちているというのは10年以上も前から言われていた話だったと思うが、
    このニュース?は、それをまた別のデータで調べたという話なのかな?

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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