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宇宙

今後、地球近傍にある小惑星の不動産価格は急騰する 28

ストーリー by hylom
その権利は誰が売ってくれるんでしょうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2012年にベンチャー企業「Planetary Resources」社は、地球の近傍にある小惑星から貴金属や水資源を採掘する計画を発表した。Singularity Hub紙は共同創設者の一人であるPeter Diamandis氏に小惑星開発に関するインタビューを行った。このインタビューによると、最初のステップは資源の豊富な小惑星の探索になるという。計画では望遠鏡などで光の波長をスペクトル分析して見つけることになるだろうとしている(Singularity Hub本家/.)。

すでに小惑星に到達するための「Arkyd-100 Series」と呼ばれる宇宙船の原型は完成している。計画では、ロボット坑夫を小惑星に送り込み、数年間自動で作業させた上で、再度小惑星に向かい、資源を回収する計画だという。Diamandis氏はこの計画が実現すれば、地球外の不動産は価格が急騰するだろうとしている。なお、本家では「宇宙条約がある今は無理だろう」「とりあえず条約をなくすために国連に小惑星落とそうぜ」といったようなコメントも出ている。

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  • 軌道上を動いてますが。

    --
    敢えて言おう。カスである!と。
    • それを言ったら地球だって動いてますが。
      自転、公転に大陸移動と。

      親コメント
      • 全て使いきって無くなったときでも存在しないのに不動産扱いになるのだろうか?w

        地球上でもプレートの土地は徐々に狭くなってひ孫の代には半分になってるとか?聞いたこと無いけど。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          土地も切り売りしたらなくなります
          違いは全くありません

      • by Anonymous Coward

        動産・不動産の区分はやはり「自分達に対して、相対的に」動くか否かだと思うのです。
        人を主体とするか、行政府や国を主体とするか、地球を主体とするかは兎も角として、小惑星は不動産ではなさそう。

    • まず、「不動産」という言葉は法律用語です。(日常用語でもあるだろってツッコミはなしで。日常用語だと定義がなく論じる意味がないので。)
      なので、その定義は、どの法体系を前提とするかによって決まります。

      ところが、現在は宇宙条約がある以上、小惑星に対してはどの国の法も施行されていませんので、小惑星に対してはどの国の法も適用がありません。なので、前提にできる法体系が存在せず、「不動産」か、という質問自体が意味をなしません。

      そこで、仮に、宇宙条約が改廃され、日本国が特定の小惑星に対して管轄権を取得した場合を想定します。日本法上、「不動産」とは、(特別な目的から特別な定義が置かれていない限り、)「土地及びその定着物」をいいますが(民法86条1項)、ここで日本国政府は法律を制定して制度整備を図る必要がありますが、その際に採り得る手段は以下のとおりです。

      A案:小惑星は「土地」に含まれる、ということに(心の中で)決めて、不動産であることにする。そのうえで、(地球上の不動産とは異なる)特別な例外ルールを作る。
      B案:小惑星は「土地」に含まれない、ということに(心の中で)決めたうえで、以下のいずれかの措置をとる。
      B-1案:法律上小惑星を不動産とみなす規定を置き、(地球上の不動産とは異なる)特別な例外ルールを作る。
      B-2案:地球上の不動産のルールを参考に新たなルールを一から作る。

      A案かB案かを決めるのは、(政府提出法案なら)内閣法制局でしょうけれど、個人的にはB案になりそうな気がします(どっちも理屈はつけれるでしょうけれど、まあ、民法の規定は地球外の土地は想定してないでしょ、ということでB案のほうが説得的な気がします。)。B-1案かB-2案かは、どっちが条文を書きやすいかで決まります。

      ネタに超まじれす。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年02月26日 7時37分 (#2332566)

    そりゃ先住民から買うんでしょう。
    殺してでも奪い取るつもりですか!?

    はじめに洒落で買える値段で売り出して転売で値段が吊り上がって最後に掴んだ人以外は儲かるシステムとか……

    • 小惑星に降り立ったロボット坑夫が見たものは
      「YANKEE GO HOME」

      親コメント
    • まず、小惑星に対して、どこかの国が管轄権を取得する必要があります(現在は宇宙条約のためこれはできません。)。

      その際に、当該国が当該国の国内法上誰に権利が帰属するかを法律で決めることになります。例えば、最初は国庫の所有だ、と決めることが考えられます。

      なので、買いたい人は、当該国内法によって最初に権利を取得した人(上の例では国)から買うことになります。

      なお、先住民がいて、彼らの国が存在すると認められる場合には、彼らの国の国内法に従って権利を持っている人から買うことになるでしょう。
      先住民がいるけれども国が存在すると認められない場合には、一行目に戻ります。その場合、先住民がどうなるかは、ご想像にお任せします。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      交渉人求む!
      要ナヴィ語

    • by Anonymous Coward

      ヤフオクで売ってましたよ。

  • by the.ACount (31144) on 2013年02月26日 12時44分 (#2332809)

    どんな資源を持ってきても今の宇宙機システムで採算が取れるとは思えないが、「小惑星産の○○」という情報価値で売るんかな?

    --
    the.ACount
    • by Anonymous Coward

      小惑星資源を担保にして軌道エレベータの建設費用を捻出するんですよ。

    • by Anonymous Coward

      元記事を読むと基本的に宇宙での利用を考えてるっぽいです。
      ただプラチナ系の金属に関しては持ち帰る価値があるとみているようです。
      まぁわざわざ宇宙から水を持って帰って来られてもなんですし、当然といえば当然か。

      # 松本「小惑星行って水汲んできてぇ」

    • by Anonymous Coward

      もうめんどくさいからそのままもってこようぜ。

      # 空が落ちてくる!

  • by Anonymous Coward on 2013年02月26日 8時21分 (#2332585)

    打ち切り確実だな

    • by Anonymous Coward

      アステロイドマイナーズでもいい気がしてきた

  • by Anonymous Coward on 2013年02月26日 9時45分 (#2332653)

    はやぶさですらあんなに時間が掛かって、(元々)ほんのわずかな収率だったのに、無理だな。

    それより、日本で来年から消費税がアップしたら、建て売り住宅の価格がアップするのかの方が気になる。

    • by Anonymous Coward

      アップするのは税金で、不動産価格はちょっぴり下がる

    • by Anonymous Coward

      「値上がりするから買いましょう」
      典型的な詐欺のパターンですよね。
      資源の上に不動産までつけてくるとはw

  • by Anonymous Coward on 2013年02月26日 12時42分 (#2332806)

    本家に新生ネオジオンみたいな人たちがいて笑ってしまった…

    有人でそこにたどり着いた開拓者の権利を認めるとなれば、民間宇宙探査の火がつきそうな気はします。
    まだ証拠とか、軌道変える是非とか商用利用には課題多そうですけどね

    • by Anonymous Coward

      そうなったら中国が大躍進すると思う。
      なにしろ、一番ネックになる実験用の人命が安いからね。

      • by Anonymous Coward

        お前らの命が一銭五厘の時になんか発展したのかね?

    • by Anonymous Coward

      有人は当分無理でしょう。
      人間が生きるための設備や資源そして人間自身を運ぶコストがかかりすぎる。
      この計画でも無人機なわけで、
      それで不動産所有を主張するとか無理でしょうね。

      やっぱ意地でも有人で到達したい、となると、
      一人や二人事故で死んでも俺は行くんだなんて集団が、宇宙のフロンティアになるのかなあ。
      そういうの普通の国家では無理だもの。
      人間を、手間はかかるけど精巧な機械と見れば成功するのかもしれない。
      例えば中国あたりが。

      • by Anonymous Coward

        フォン・ブラウンでしたけ。
        恒星間探査は人がやるかロボがやるかみたいな質問に、「当分人間だろう。なにせ未熟練労働により簡単に生産ができる」と返答していたような。
        もっとも、その成果物を実用水準にまで教育するのは熟練労働者にしか不可能だと思うのですが。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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