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ビジネス

飲料の賞味期限が「年月日」から「年月」に 66

ストーリー by reo
正確な情報が潔癖症を生む 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

朝日新聞デジタルの記事によると、大手飲料メーカー各社は、賞味期限が 1 年を超える清涼飲料の期限表示を「年月日」から「年月」に改めるそうだ。

管理を緩やかにすることで返品等の配送の回数を減らし、環境負荷を抑えるのが目的だそうだ。まず、5 月製造分の 2 リットルペットボトル入りのミネラルウォーターから始める。

食品の賞味期限は、過剰さとそれによる大量廃棄の問題が日頃から指摘されているが、不要な厳密さを廃止することで、無駄がなくなるのは良いことなのではないだろうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by racco (37699) on 2013年03月08日 10時35分 (#2339076)

    >不要な厳密さを廃止することで、無駄がなくなるのは良いことなのではないだろうか。

    賞味期限到来に根拠があったのなら、その前の月が賞味期限になるよね、、

  • 賞味期限が当月のものは、安売りしてくれればいい。
    • そういう賞味期限切れギリギリのものは、ディスカウントストアの店頭でしか扱っていないので、今でも安売りはされていますよ。

      賞味期限の期間が半年の商品の場合、業界内の慣習として、賞味期限が残り2か月になった時点で、大手スーパーの店頭には陳列されません。
      それらは廃棄されたり、メーカーへ返品されたりしますが、その返品分がディスカウントストアへ渡り、安値で販売されているわけです。

      親コメント
  • 賞味期限が 1 年を超える清涼飲料

    滅多に見掛けない。
    大抵は0.5年以内。

  • これまで:

    ○年5月1日期限の飲料⇒5/2に廃棄
      ○年5月2日期限の飲料⇒5/3に廃棄
      ○年 5月3日期限の飲料⇒5/4に廃棄

      ○年 5月N日期限の飲料⇒5/(N+1)に廃棄

    だったのが、

    ○年5月期限の飲料⇒よくわかんないから○年4/30に全数廃棄

    ってなりそうな肝酢

  • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 11時16分 (#2339107)

    今現在、製造年月日の表示って少ないですよね。
    賞味期限のみの表示が多いはずです。

    農水省によれば、 [maff.go.jp]

    製造年月日のみを表示することは認められませんが、必要な期限表示を適切に行った上で、消費者への情報提供として、一括表示の枠外に任意で製造年月日を表示できます。

    というわけで、消費者には「賞味期限の何割経過したか」という情報が得られない。

    せめて、賞味期限が何日・何ヶ月あるか、併記できないものですかねぇ?
    「賞味期限 2014/03/08 @ 24ヶ月」みたいな。

    賞味期限までは食べられるんだから、期間なんか不要だ、という理屈もありますが、期限切れを食べて大丈夫か、という基準にもなりますからねー…。
    食うな・期限切れになるまで放置するなと言われそうだけど、賞味期限は消費期限と違って期限過ぎても食べられないわけでもないし。

    • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 11時36分 (#2339117)
      「もっと細かく情報を開示してくれれば、消費期限ギリギリまで値引き無しでも買います食います」という御意見ですか?違うでしょ。
      情報が詳細になればなるほど、消費期限以前でもより一層買わなくなるんですよ。
      だから過剰な情報を割愛しようって流れなのに。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        うん。
        賞味期限の遅い商品を買おうと、陳列の後ろを漁るのが消費者の現状なんだもん、
        情報が増えれば増えるほど、それらの情報を踏まえて一番新鮮なように見える商品を買おうとするし、
        それによって、厳密な先入れ先出しによる管理負担や、少量輸送の過剰な発生を呼ぶことになるよなあ。

        • 賞味期限の遅い商品を買おうと、陳列の後ろを漁るのが消費者の現状なんだもん、

          その「現状」が朝三暮四の愚行であることを義務教育で教えるべきでしょう。

          消費者が店頭で新しいものを選んで買うと、棚で期限を迎える商品が増えて、結局流通過程でのフードロスの増加になります。そこで無駄になった分は、流通がかぶるように見えて最終的には流通へ流れる資金の源である消費者がかぶるわけで、単純にコストのことだけを考えても賞味期限に間がある商品を選ぶのは最適戦略とは言えません。

          ましてや世界的には食糧が不足している人たちが億人単位でいることを考えるとフードロスを出すことは人倫に悖ることであるのは言うまでもありません。

          --
          Jubilee
          親コメント
    • by Anonymous Coward
      同意。
      牛乳なんて夏と冬で保ち方がだいぶ違うから、製造年月日からの日数も判断基準の 1つだったのに、製造年月日が印字されないようになってかえって不安になったものです。
      • by Anonymous Coward

        夏でも冬でも賞味期限までは保つようになってるから、それまでに飲んじゃうんならどっちにしろ気にしなくてOK(ただし未開封に限る)。

        開封したら、冷蔵庫に入ってようがなんだろうが、賞味期限まで保つ保証は無いので早めに飲みきってください。
        #賞味期限は、「開封してもこの日までOK」という日数では無いので。

        • 牛乳とかは「消費期限」になってない?
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            ああ、言われてみればそうですね。間違えた。
            元のコメントの賞味期限を全部消費期限に置き換えて読んでください。

        • 開封せず冷蔵庫に入れていても一週間で腐る牛乳メーカーがあったなー
          何度か買って必ずそうなると分かってからは買わなくなったが、何やってたんだろう?

          --
          the.ACount
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 13時15分 (#2339251)

            > 開封せず冷蔵庫に入れていても一週間で腐る牛乳メーカーがあったなー
            それは低温殺菌牛乳 [wikipedia.org]じゃないですか?

            普通の120℃で数秒間の超高温瞬間殺菌に比べて、やや殺菌効果が低いので消費期限が短くなります。
            確か、長くて5日位だったはず。
            変質が早く、消費期限を過ぎた頃には凝固が始まっています。

            殺菌処理によって風味が損なわる事が少ないと言われている方法で、根強い人気がありますが、個人的には、メリットを感じていません。
            # 消費期限の長い牛乳にも同じ程度の風味があるものもあるので。
            # どうせなら、ノンホモジナイズ牛乳を置いて欲しいんですけれどね。
            # 扱いがひどく面倒なのは判りますが。

            まぁ、牛乳は元々、生鮮食料品なので、買ってきて寝かせておくのはどうかと思います。
            実際、LL牛乳(消費期限が2ヵ月後)を購入の1ヵ月後に開封したら、購入直後に開封した同じブランドの商品と比べ香りが少なく、さらに均一な白い液体ではなく、水の中に極めて小さな白い粒子が無数に浮いているような状態になっていましたので、牛乳に関しては消費期限に関わらず早めに飲んでしまうのがよいのではないかと思います。

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            低温殺菌とかじゃない?
            必ずそうなるってのは残存細菌の種類や量がほぼ一定ってことで、搾乳からパックまでかなり安定してるってことかな。
            絶妙なバランスなのか、品質管理のたまものなのか。

    • by Anonymous Coward

      製造年月日があるとアメリカに不利だからってここで見た気がしたんですが、どこでみたんだっけ

  • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 13時01分 (#2339232)

    素直に廃棄ロスによる利益の低下を防ぐ為と言えば良いのに。

    本当に環境の事を考えるなら、日本の様に豊な水資源があり水道が整っている国で、ボトルに詰めた水を商品にするべきではない。

    それに返品等が環境負荷だと言うなら、期限切れの物を只で配って消費地で廃棄して貰うのが一番環境負荷が少ないと言える。ペットボトルのリサイクル網は完備しているし水はどうとでもなる。

    それをしないのは、ブランドや価格維持の為であることは理解できるし否定はしないが、元々商品コストのほとんどが水以外のものである環境負荷の高い商品を扱っておいて、廃棄ロスを抑える為の方便が環境負荷というのは滑稽に感じる。

  • 賞味期限切れても製造者が意図した味覚が損なわれるだけで、
    具合が悪くなるわけではないので、消費期限と分けて議論しようよ。
  • 長めにして万一何かあったら訴えられかねんから
    滅茶苦茶余裕見てるからね。
    賞味期限なんて医者の余命宣言みたいなもんだ。

    売れないにしても廃棄するくらいなら配ればとも思うんだけど
    実際、友人がつとめてた食品工場でパートさんに捨て値で売ったりしたことがあるらしいんだが
    定価の1割という価格から難民キャンプのような有様になり
    買えた人と買えた人でもめ事が発生したり
    身内だけの話の筈が、そこはおばさん連中しゃべりまくりで
    販売の日は知り合いやら近所の人までやってきて混雑したり、噂になって取引先に文句言われたりと
    本当に散々で中止にせざる得なかったらしい。

    結局の所、食べられるのに廃棄はおかしいとみんなおもいつつも
    面倒なことを考えたら廃棄しちゃうのが一番楽なんだよな。
    実際、おなか壊した人なんていなかったんだから食べられるのは間違いないわけで、本当ににもったいない話だが。
  • 問題発生してしまった製品の場合、わりと消費期限なり製造月日なりが○月○日~△日とかの、日まで限定した範囲で回収してる印象があるんですが、これ月止めにしたらまとめて回収・廃棄になりますよね。

    これで、これからは製造番号に製造月日を読めないような形で織り込みますとかいう話ならそれもそれで嫌な感じのような。

  • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 11時16分 (#2339108)

    なあに、かえって免疫がつく

    さすがに開封済みのをしばらく放置とかはマズいと思うけど…

    • そうだね。
      流通段階での1日表示ってあまり意味がない。特に今回の場合はミネラルウォーター中心 [cargo-news.co.jp]だし。買って家で開封してからの保存状態の方が大きく効きそう。お茶ぐらいまでは許容される。
      2リットルペットボトルに直接口をつけて飲むような人はそれ以前に気にした方がいい点が多い。
      オレンジジュースとか牛乳とかまでに広がることはないだろうね。

      --
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    • by Anonymous Coward

      日本人だけがコレラになった事件もありましたねえ。
      日本人はあまりにも潔癖清潔でやってきたので、人間としての免疫機能が極度に劣化しているのかもしれません。

    • by Anonymous Coward

      いや、そもそもそれは「賞味期限」であって「消費期限」では無いから。
      賞味期限って味の保証期限であって、それ以後は危ないって意味では無い。

      ってのも意外と知られていないってのもあるのかな?

    • by Anonymous Coward

      期限を1年以上過ぎた未開封缶飲料を賞味した事があるけど、鉄の味がして吹き出しました。
        賞味期限は中身についてであって、スチールの容器に関しては経験上気をつけた方がいいです。

      • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 19時39分 (#2339546)

        いくら消費期限ではないからといって、賞味期限を1年以上過ぎたものは容器や内容物が劣化していてもおかしくないでしょう。賞味期限は期限を過ぎても「直ちにに健康に影響が出るものではない」食品に設定されますが、「1年以上過ぎたもの」が安全である可能性については、各自の経験や知識に基づいて判断されるものだと思います。

        すべての食品について消費期限の明記を義務とするよう、法改正されることをお望みですか。

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  • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 12時18分 (#2339162)

    味なんかよくわからないけど飲んでも死なない消費期限の方が気になる。

    • by Anonymous Coward

      いきなり死んでしまうとは
      きっとぜいじゃくだったんだな

  • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 13時11分 (#2339246)

    製造年月日から賞味期限に表記が変わったときも外圧だと言われていますが、
    今回もでしょうかね・・・?

    • by Anonymous Coward

      つか、参加できるの?
      アメリカと交渉しているけれど、アメリカ自身がまだ加盟国じゃないし。

      そもそもTPPは弱者連合で、そこにアメリカだの日本だのが入ったら、自国市場を食い荒らされるだけなんで、例外処置を実質上恒久化する前提では入れてくれないんじゃないかと思うんですが。

      • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 13時26分 (#2339268)

        これが本当だとするときわめて難しいと思います。

        二〇一一年十一月に後れて交渉参加を表明したカナダとメキシコが、米国など既に交渉を始めていた九カ国から「交渉を打ち切る権利は九カ国のみにある」「既に現在の参加国間で合意した条文は原則として受け入れ、再交渉は要求できない」などと、極めて不利な追加条件を承諾した上で参加を認められていた。

        via: 東京新聞:TPP参加に極秘条件 後発国、再交渉できず:経済(TOKYO Web) [tokyo-np.co.jp]

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        • by Anonymous Coward

          それ、都合がわるいせいなのか、最近はまったく言及されなくなりましたねぇ

  • by Anonymous Coward on 2013年03月08日 14時01分 (#2339307)
    廃棄ロスが増えるのは消費期限や賞味期限を気にするせいではなくて、過剰な発注をかけるからです。
    過剰発注を行うのは欠品による機会ロスを回避するためだし、何より、機会ロスよりも廃棄ロスのほうがマシだと判断しているのは販売店のほうです。
    消費者の消費行動のせいで廃棄が増えているのではありません。
    過剰発注をが廃棄ロスを生んでいるのだから、「無駄な発注をかけない」という方向で対処するのが正しい方策ではないでしょうか。

    なんか消費者に責任転嫁されてるような気がする。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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