あるAnonymous Coward 曰く、

理化学研究所（理研）の多細胞システム形成研究センター（旧発生・再生科学総合研究センター）が、ES細胞（胚性幹細胞）から小脳の神経組織を作ることに成功したと発表した（毎日新聞）。論文では、いわゆるSTAP細胞事件の渦中で自殺した故笹井芳樹氏も著者に名を連ねている。

笹井誌らの研究チームは2010年、マウスのES細胞から小脳の神経細胞を高効率で作製する手法を開発、発表していた。今回の論文では、ヒトでも同様の神経細胞を作製でき、さらに小脳に特徴的な層構造の神経組織を作ることができたという。これを利用して、小脳の神経細胞を実験用に作ることができると期待されているという。